株式会社スマートロボティクス（本社：東京都千代田区 代表取締役社長：岡本成正）は、第三者割当増資を実施し、総額1億円の資金調達を完了しましたのでお知らせいたします。

■背景

国内における労働力人口は、2014年と比較して2030年には 約800万人減少すると予測（＊１）される中、国家レベルで 人に代わる労働力としてロボット活用が本格的に検討され始めております。2013年の規制緩和により、導入が進みつつある協働ロボット（人と協調して働くロボット）においても、労働力の代替として大きく期待されており、同分野の国内市場は2025年までに1,000億円、同世界市場は2,700億円へと拡大する見通し（＊２）です。
しかしながら、中小企業や製造業を除く産業界においては、労働を代替または支援する需要が拡大する一方、高額な導入コスト（投資対効果）の問題や稼働させるため専門的な知識やノウハウを要する（ロボットSIer不足）、ことがボトルネックとなり、ロボットを有効に利活用できていない現状がございます。
当社はロボット及びIoT機器開発を通じて蓄積したノウハウを有しており、またソフトウェア／ハードウェア両面に対応できる高質なエンジニアが多数在籍する強みを活かし、前述のボトルネック解消に資する駆動部品及びロボット製品の開発を行い、企業の業務オートメーション化や生産性向上の実現に貢献してまいります。

■資金調達について

引受先は下記の通りです。
・林秀樹氏（株式会社アスキング代表取締役）
・FICUSホールディングス株式会社

株式会社アスキングは、ロボットアプリケーション開発などの領域で当社と取引関係を有する法人です。

１　総務省「労働力調査」

２　富士経済調査